かわたペインクリニック帯状疱疹専門サイト

MENU

ドクターインタビュー

院長インタビュー

皮膚科・内科でも帯状疱疹の痛みを治療することは可能ですが
ペインクリニックでは帯状疱疹の痛みを専門的かつ総合的に診ることができます

帯状疱疹の専門サイトを作ろうと思われたきっかけは?

帯状疱疹の専門サイトを作ろうと思われたきっかけは?

ペインクリニックへご相談いただくお悩みは様々ですが、特に多いのは腰や首・肩、膝の痛みです。
ただし、これらの症状には色々な疾患が含まれていますので、単独の疾患として一番ご相談いただくケースが多いのは帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛なのです。

腰・首・肩、膝などの痛みに対する治療は他のクリニックでも行われていますが、帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛となると適切に対応できるところはなかなかありません。
現在、色々な帯状疱疹の痛みのお薬が出ていて、皮膚科や内科など帯状疱疹の痛みを専門としていないクリニックでも治療可能となっていますが、どうしても限界があり、特に難しい症例となるとお薬の処方だけでは対応しきれないというのが実状です。

それに対してペインクリニックでは帯状疱疹の痛みを専門的かつ総合的に診ることができますし、当クリニックでも力を入れて取り組んでいる疾患ですので、帯状疱疹の痛みでお悩みの方に当クリニックのような存在を広く知っていただきたいと思い、今回、専門サイトを立ち上げました。

皮膚科・内科とペインクリニックの治療の違いは?

一番大きな違いとして、ご提案できる治療方法が豊富だということが言えます。
皮膚科や内科のようにお薬の処方も行いますが、その他にも神経ブロック注射や物理療法を行うなど、色々な方法を組み合わせて改善させられるのが特徴です。

色々なお薬が登場したことで、皮膚科・内科での治療でも従来よりも改善させられるケースが増えてきましたが、「ある程度まで改善した後、そこで止まる」という方も少なくありません。
当クリニックのような帯状疱疹の痛みを専門的に診ているところで治療を受けていただければ、もっと症状を改善させる場合があり、お薬の処方だけの治療で中途半端な状態のまま改善が止まってしまわれている方、そのまま症状が横ばいに続いている方などに、「今よりもっと改善させられるかもしれない」ということを知っていただきたいです。

患者様と良好な関係・信頼関係を築き
「きっと何とかしてくれるはず」と思っていただかなくては
より良い治療結果を得ることはできません

かわたペインクリニックの治療の特徴は?

かわたペインクリニックの治療の特徴は?

当クリニックで帯状疱疹の痛みの治療を受けられている患者様は大勢いらっしゃいますが、お一人おひとりに合ったお薬の使い方や、効果や副作用などのバランスを考えて専門的に治療できることが特徴として挙げられます。
帯状疱疹の痛みで使うお薬には様々な種類があり、それらをどう組み合わせるか、効果と副作用のバランスをいかにコントロールするかがとても難しく、この「さじ加減」こそが専門的な知識・技術が求められる部分だと言えます。

あと、痛みの治療には他の治療と違う少し特殊な面があります。
例えば、詳しい説明を受けずに渡されたお薬と、副作用のことばかりを強調されて受け取ったお薬、そして「このお薬は効く」と思っていただいてお持ち帰りになるお薬とでは、同じ成分のお薬でも効果が異なる場合があります。

メッセージが何もないお薬。
「不安」というメッセージが強調されたお薬。
「効果が期待できる」というメッセージが乗せられたお薬。

こうして乗せられたメッセージが違うと、その後の治療成果にも差が生じるものなのです。

お薬の処方1つでも、少しの工夫でその後の治療成果が変わってくるものなのですね?

そうですね。
例えば、洋服を買うにしても、「何でもいい」と思って買って帰った服と、店員に「良くお似合いですよ」とすすめられて気に入って買った服では、同じデザインの服でも着こなし具合・似合い具合が変わってくるのはよくあることです。
洋服では似合う・似合わないということになりますが、お薬では効く・効かないという形で現れるわけなのです。

そうして「メッセージ」を乗せるためには患者様との関係性も重要になるのでは?

その通りで、患者様にそのお薬を「良いお薬だ」「よく効くお薬だ」と思っていただくためには、その前にまず良好な関係性を築かなくてはいけません。
信頼できない人からぽんっとお薬を渡されても良いお薬だとは思えないでしょうし、説明も頭に入らないでしょう。

ですので、当クリニックへお越しになられた患者様に「きっと何とかしてくれるはず」と思っていただかなくてはいけません。
そういう関係性を築いてからでないと、いくらメッセージを乗せてもこぼれ落ちてしまいます。

もう少し・あと少しを改善するために
神経学的な痛みだけでなく、メンタル面もサポートして
症状を良い方向へ向かわせるようにします

帯状疱疹の痛みの治療で大切に考えていることは?

帯状疱疹の治療で大切に考えていることは?

帯状疱疹の痛みでお悩みの方の中には、お薬だけで簡単に治る方も大勢いらっしゃいます。
ですが、難しい症例になると専門的かつ総合的な知識・技術・治療が必要になります。
また難症例となると治療も長期におよびますので、先を見据えて治療することが大事で、「痛みが完全にはなくならない」という可能性もありますので、そうした場合、その痛みとどう向き合うか、どう受け入れていくかということについても考える必要があります。

帯状疱疹の治療では痛みを「あと少し」のところまで改善させることはできても、そこで止まってしまうことが多く、この「あと少し」がとても難しいのです。
そうなると患者様は「もう1年も同じ状態のまま」「もうこれ以上、良くならないのでは?」「まだ治らないの?」とおっしゃいますが、こうした時によくお伝えするのは、「『まだ治らないの?』と思っているうちは、まだ治りません」ということです。 反対に、「もういいや、この痛みと一生付き合っていこう」思ったとたん、痛みが改善される場合があります。

このように、痛みの治療ではその痛みを「どう受け入れるか?」という心の持ちようが大切で、それが治療の最終的なカギを握っているという風にも言えるのです。

心療内科も行われているのでメンタル面のサポートも行えますよね?

そうですね。
なかなか症状が良くならず、そのことで心が押しつぶされそうになっている方などには、心療内科での治療を並行していくことでサポートすることが可能です。
神経学的な痛みだけでなく、メンタル面をいかに上手くサポートするかも大事で、それにより患者様の「痛みとの付き合い方・受け入れ方」を良い方向に向かわせられると思っています。

ペインクリニックは帯状疱疹の痛みの治療を専門的に行うところ
早めの対処が肝心で、それが後の痛みの軽減に繋がります

最後にサイトをご覧の方へメッセージをお願いします

最後にサイトをご覧の方へメッセージをお願いします

帯状疱疹の痛みの70~80%は1ヶ月以内に自然に治ると言われていて、残りの20~30%の方が当クリニックへお越しになられています。
皮膚にブツブツ(発疹)ができて、「おかしいな?」と思われて最初は皮膚科へ行かれることが多いのですが、最近では痛みが強い場合、早期にペインクリニックを紹介されるケースが増えています。
「ペインクリニックは帯状疱疹の痛みの治療を専門的に行うところ」
このことをご存知でない方も多いと思いますので、少しでも異変に気づいたり、皮膚科の先生からペインクリニックを紹介されたら、すぐに当クリニックへご相談ください。

帯状疱疹の痛みの多くが自然治癒するとはいえ、早期に治療を開始した方が治りは早いですし、症状が残ってしまった場合でも改善させられる可能性が高くなります。
帯状疱疹の痛みは早めの対処が肝心で、それが後の痛みの軽減に繋がります。

top